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Cream - Disraeli Gears(1967)

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Yahoo知恵袋で面白い質問を見つけた。いわく「クリームのアルバム、カラフル・クリームはサイケデリックなアルバムだという評価が一般的ですが具体的どうサイケなのでしょうか? 根本的なところではブルースをやっているように思うのですが」。

この質問に対する回答の多くは「サイケアルバムである」だった。でも質問者の彼(彼女)が訊ねる「具体的にどうサイケなのか」には明確な回答はなかった。

よし、ここはひとつそれに回答してみようじゃないか。というわけで前置きが長くなりましたがクリームの2ndアルバムカラフル・クリーム(原題:Disraeli Gears)の紹介です。

このカラフル・クリームがどうサイケなのかという問いには、このアルバムの楽曲の歌メロに注目してみるといいと思う。例えばオープニングのStrange Brew。この曲はコード進行こそブルースの3コード進行だけど、歌メロがブルースの音階から外れた独特の浮遊感を醸し出している。続くSunshine of Your Loveもそうだ。World of Pain、Dance the Night Awayなどはブルースの影響などどこにも感じない完全なサイケデリックミュージックだ。We're Going Wrongもまたしかり。

他の曲はブルース、あるいはハードロックの原型のようなナンバーだが、ここでクラプトンのギターの登場だ。ウーマントーン、クライベイビーを駆使して、ただのブルースロックには仕上がってはいない。特にDance the Night Awayの駆け上がるソロなどはブルース色の全く見受けられない独自のものだ。

結論として「カラフル・クリームはクラプトンのギターの音色とジャック・ブルースのボーカルとメロディーにおいてサイケデリックアルバムである」

こんな事がいえると思います。質問者さんがこの記事を読んで納得してくれるとうれしいです。

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