ロック

Led Zeppelin - Led ZeppelinⅡ(1969)

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レッド・ツェッペリンⅡは初期の代表作。ビルボードチャートで初の第1位を獲得したアルバム。しかもあのビートルズの「アビーロード」を蹴落としてだ。

まずはA面から。ギター弾きなら誰もがコピーしたであろう必殺のリフから始まるWhole Lotta Love。中盤のサウンドエフェクトを駆使したサイケデリックな空気。それを引き裂くようなボンゾのスネアロールの後のペイジのソロは最高にスリリングだ。続いてWhat is and What Should Never Beはプラントの囁くようなボーカルからはじまり、Bパートでハードに豹変する。間奏のスライドギターは左右にパンニングがなされ、音色もとろけるように甘い。ペイジの多才さを改めて知る1曲。ラストのプラントのボーカルは圧巻だ。The Lemon Songは古いブルースが下敷きになっているが、Zeppelinは見事にこれをハードロックに昇華させている。聴きどころはジョンジーのベースだ。リズムの隙間をぬって見事に歌っている。A面ラストのThank Youはどこか中世のゴシック建築を思わせる幻想的な楽曲。プラントのボーカルもこの上なく優しい。

続いてB面。ペイジの天才的リフワークではじまるHeartbreaker。そこにジョンジーの鋼鉄のようなベースが絡みついてくる。プラントのボーカルも素晴らしい。間奏のペイジのギターソロを経てバンドは疾走していく。Heartbreakerからのメドレーのように聴こえるLivin' Lovin' Maidはアルバムの中で一番ポップな楽曲。民族音楽的なペイジのアコースティックギターで幕を開けるRamble onはやはりBパートでハードに豹変する。次作のレッド・ツェッペリンⅢのB面を予感させる名曲。Moby Dickはインストナンバー。途中のボンゾの重厚感たっぷりのドラムソロの音圧が凄まじい。ラストを飾るのはBring It on Home。The Lemon Songと同じく古いブルースが下敷きになっている。オープニングはプラントのブルースハープにオーソドックスなギターのバッキング。それがBパートで炸裂する。最高にスリリングな展開だ。

レッド・ツェッペリンのサウンドはペイジの天才的なリフワークとサウンドエフェクトの妙に尽きると思う。本作レッド・ツェッペリンⅡが1969年にリリースされたのが信じられない。聴くたびに新しい発見のあるハードロック不朽の名盤です。







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