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Bob Marley and The Wailers - Babylon by Bus(1978)

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それにしてもどうして日本人はレゲエを「夏のBGM」扱いするんだろう。レコード会社の策略だと思うけど、そういう輩たちにボブ・マーレーの歌詞読ませてやりたいよ。「夏だ!わーい、楽しもうぜ!」なんて1行も書いてないから。

そもそもレゲエは「ラスタファリ運動」と密接なつながりがあって、先祖たちが奴隷として故郷から強制的に連れ去られたことから、ラスタファリたちは今いる場所を「本来居るべきではない地獄」と考えている。彼らにとってはアフリカが故郷であり、アフリカが地球上の楽園。「アフリカ回帰」こそが多くのラスタたちにとっての究極的なゴールなの。

そういう背景を元にボブ・マーレーも歌を書いて歌ってるの。弱者に対する究極のメッセージ、文明社会への痛烈な批判なの。

だから歌詞が能天気であるわけがない。分かりましたか?レコード会社やFMラジオ局、イベント会社のみなさん。

怒りが収まったところで本作の紹介。バビロン・バイ・バスはボブ・マーレーのライブ盤の2作目として1978年にリリース。バックはもちろんウェイラーズ。

演奏のテンションという意味ではかの名盤「LIVE!」に軍配が上がるけどバビロン・バイ・バスも捨てがたい。

バビロン・バイ・バスはまず選曲がいい。大好きなPunky Reggae Partyが入ってる。この曲はパンクに向けたボブ・マーレーからのメッセージ。それだけ当時のパンクスたちはレゲエにシンパシーを感じてたんだろうね。

本作バビロン・バイ・バスの演奏だって決して「LIVE!」に負けてないと思うよ。ラストのJammingのテンションは相当のもんだもん。

とまあ、レゲエの我が国における現状を嘆いてみました。「LIVE!」については、いつか書くつもりなので、その時はどうぞよろしくお願いします。

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