ロック

AC/DC - Back in Black(1980)

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バック・イン・ブラックはAC/DCが1980年にリリースしたアルバム。彼らの6作目にあたる。前作『Highway to Hell』リリース後、ボーカルのボン・スコットが泥酔時の事故で亡くなったため、後任にブライアン・ジョンソンが加入して最初にリリースされたアルバムである。

驚くのはその売上枚数である。バック・イン・ブラックの総売り上げは4,900万枚を超え、マイケル・ジャクソンの『スリラー』、ピンク・フロイドの『狂気』に次いで世界で3番目に売れたアルバムとなった。

アルバムの内容も素晴らしい。亡きボン・スコットへの鎮魂とも思える重厚な鐘の音からはじまるHells Bellsからラストの「ロックン・ロールは騒音公害なんかじゃないぜ」とブライアン・ジョンソンが叫ぶRock And Roll Ain't Noise Pollutionまで一気に聴けてしまう。捨て曲1曲もなし。カート・コバーンも本作を「完璧なアルバム」と評している。

僕はAC/DCをHR/HMバンドだと思っていない。最高のロックンロールバンドだと思っている。理由はタイトル曲Back in Blackに象徴されるアンガス・ヤングの天才的なリフワーク、ソロ、メロディーにブルースを感じるからだ。それにアルバム全体を包む空気がひたすら熱い。これは優れたロックアルバムに必須の条件だと思う。

AC/DCを「ワンパターンのバンド」と評するのはちょっと違うと思う。よく本作を聴いてみると、リズムのアレンジ、サビやギターソロに入る前に美味しい仕掛けがたくさん仕掛けられている。「来るぞ来るぞ」というワクワク感が満載だ。メロディーもただブライアン・ジョンソンがただ叫んでいるわけではない。リフがシンプルなぶん、それでも各曲の存在がそれぞれ際立っているのはブライアンのボーカルセンスによるところが大きいと思う。

と、いろいろ書いてみましたが、バック・イン・ブラックは冷静に分析するべきアルバムではないというのが本音です。理屈抜きでひたすらカッコいい。最高のロックンロールバンドが作った最高のロックンロールアルバム。それがバックイン・ブラックだと思います。

一緒に頭を振りましょう。頭を振りながらギターを弾きまくるアンガス・ヤングの姿を想像しながら。

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