ロック

Red Hot Chili Peppers - By the Way(2002)

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バイ・ザ・ウェイはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの6作目。2002年にリリースされた。ファンク色は後退し、タイトルチューンBy the Way、7曲目のCan't Stopを除いては、ミディアム・テンポ中心のメロディアスなナンバーが並ぶアルバムとなった。

本作バイ・ザ・ウェイはギタリストのジョン・フルシアンテ主導で制作されたといわれている。それはフルシアンテのコーラスワークや、多彩な音色を駆使したギターワークに見出すことができる。

また、エイフェックス・ツイン張りのノイズが炸裂するThrow Away Your Television、美しいピアノが響きわたるTearなどギタリスト以外のフルシアンテの顔も見ることができる。

前作Californicationあたりからレッチリはファンク色などのフィジカルな面から、スピリチュアルな面にシフトしてきたように思える。

この点についてフリーは「フィジカルな面が減ったのではなく、スピリチュアルな面が増えただけ」と語っていたけれど、それが本作の壮大なスケールにつながっているのだろうと思う。

しかもそれを意図的にでなく、4人が1つの部屋に集まり、自然にやってしまうところが、レッチリが「世界最強」たるゆえんなのだと思う。

本作バイ・ザ・ウェイでボーカルのアンソニーは「愛」を歌う。「愛」なんて文章で書くと胡散臭いが、天国も地獄も見てきたバンドだ。そのメッセージは説得力がある。

バイ・ザ・ウェイはレッチリ史上、最もエモーショナルなアルバムだと思う。ファンク色を期待する、これからレッチリを聴こうと思っている人にはおすすめできないけれど、個人的には本作がレッチリの最高傑作だと思っています。

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