ロック

Elastica - Elastica(1995)

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エラスティカのデビューアルバム、タイトルはそのまんまエラスティカ。1995年にリリースされた。

1995年といえば「オアシスvsブラー」の年だ。オアシスのシングルRoll with ItとブラーのシングルCountry Houseがともに同日発売。結果はブラーが1位を獲得、ブラーの勝利に終わった、あの年だ。

要するに「ブリット・ポップ全盛期」の年だったわけだ。

本作エラスティカを聴く前はメロディアスな典型的なブリット・ポップの音を想像していた。ところがCDをスタートさせると、見事にその想像は外れた。

ポスト・ロック、ニューウェーブを通過したローファイなガレージサウンド。すぐに夢中になった。

ライナーを見てみると、ドラマー以外のフロント3人は女性だという。これも異色だなあ、と思ったりもした。

ボーカルのジャスティーンの投げやりなボーカル。どこかワイヤーを思わせるサウンド。これはいわゆる「ブリット・ポップ」の範疇には入らないような気がした。

本作エラスティカはほとんどの曲が2分から3分の楽曲ばかり。典型的なガレージサウンドだけど、Indian Songのようなサイケデリックなナンバーも収録されている。

本作エラスティカは売れた。全英1位、アメリカではゴールドディスクを獲得するなど、Elasticaは大ブレイクを果たすことになる。

しかしその後はジャスティーンの薬物問題、相次ぐメンバーチェンジなどバンドは問題を抱え、2ndアルバム発表まで5年もかかってしまった。

当時はもうブリット・ポップは終焉を迎えておりアルバムのセールスも伸びず、結局2001年に解散を迎えることになる。

このバンド、世に出てくるのが、あと5年後だったらなあ、と聴くたびに思う。もし00年代のロックン・ロール・リバイバルの時期に登場してたら、ジャスティーンもYeah Yeah YeahsのカレンOと同じくらいの女性ロックアイコンになれたかもしれないのに。

現在のジャスティーンはアメリカで結婚して、美術作家として活動しているそうです。

ブラーの誰それと恋人だったとか、パルプの誰それと恋人だったとか、そういう事情と関係なく、本作エラスティカはカッコいいアルバムです。

未聴の方は、ぜひチェックしてみてください。







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