ロック

Jefferson Airplane - Surrealistic Pillow(1967)

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ジェファーソン・エアプレインの2ndアルバムシュールリアリスティック・ピローは1967年にリリースされた。新加入の女性ボーカリスト、グレイス・スリックの加入によって、バンドは大きく飛躍した。ついで、モンタレー・ポップ・フェスティバルへの出演により、ジェファーソン・エアプレインの名は全米中に知れ渡ることになり、本作もよく売れた。

彼らはドラッグを肯定し、メンバーでコミューン生活(共同生活)を行いながら、ライトショーを導入したサイケデリックなステージを展開した。

やっぱり舞台が1976年のサンフランシスコだもんね。しかもフラワー・ムーブメントの真っ最中。アルバムもサイケになるわけだ。

と言っても本作ではアコースティックギターが目立つ。エレキが登場する楽曲もあるけど、ファズで歪ますくらい。もっぱら、メロディーとボーカルとコーラスでサイケ感を醸成してたんだろうな。

本作シュールリアリスティック・ピローでのハイライトはやっぱり、Somebody to LoveとWhite Rabbitだと思う。前者はパワフルなグレイス・スリックのボーカルが堪能できて、後者はけだるいボーカルから後半にいくにしたがって盛り上げっていくのが印象的。

しかし、Somebody to Loveはともかく、White Rabbitはよくヒットしたなあと思う。この曲って結構しっくりくるまで時間かかったもん。

White Rabbitってもともとは麻薬の隠語なんだよね。歌詞もドラック体験を歌ったものだし、そういう精神的なところが、当時のリスナーにアピールしたのかもしれないね。

60年代後半のロックってその時代背景や精神性とリンクした作品が多いから、結構聴くの疲れたりするよ(笑)

当時の西海岸のバンドといえば、やっぱりドアーズは外せないと思う。でも本作シュールリアリスティック・ピローもドアーズに負けないくらいの傑作だと思う。

それはやっぱりこの時代の熱気なんだろうね。たとえアコースティックベースでも、その熱さは十分伝わってくるもん。聴きようによってはガレージ・サイケにも聴こえるし。

時代背景が分かると、そのアルバムの良さがより分かるようになるアルバムってあると思う。スライの「暴動」だったり、クラッシュの1stだったり。

このアルバムもきっとそういう類のアルバムなんだろうと思う。

ちなみにこのアルバムタイトルシュールリアリスティック・ピローはジェリー・ガルシアがつぶやいた一言からとられたそうです。

1976年のサンフランシスコの空気をそのまま切り取った名盤だと思います。

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