ロック

Jimi Hendrix - Jimi Plays Monterey(1967)

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ジミ・ヘンドリックスのライブ盤は公式盤、ブート盤を含めて山のようにあるけど、やっぱりこれが一番よく聴くアルバム。ジミ・プレイズ・モンタレーです。

本作ジミ・プレイズ・モンタレーはイギリスで大ブレイクを果たしたジミ・ヘンドリックスが凱旋帰国して、モンタレー・ポップ・フェスティバルに出演した際のライブ録音盤。実質的にはアメリカでのライブ・デビューともいえる作品。

ライブはブライアン・ジョーンズの紹介から、鬼気迫るカッティンクではじまるKilling Floorでスタート。すさまじいテンションだ。バックのエクスペリエンスもそれに応える。ギターソロに瞬殺さてしまう。続いてFoxy Lady。これも名演。ギターソロもスタジオに比べて数段にワイルドさを増している。ディランのカバーLike a Rolling Stoneではジミのソウルフルなボーカルが堪能できる。本人は自分の声があまり好きじゃなかったみたいだけど、「ボーカリスト」としても1流だと思う。BB.KingのカバーRock Me Babyはハードにアレンジされている。イントロのリフが最高にカッコいい。メロディーに沿ってギターを弾くジミはとてもクールだ。ソロもこれ以上ないくらい大暴れ。Hey Joeはバンドのグルヴ感が最高。どうしてもジミのエモーショナルなプレイに注目してしまいがちだけど、バンドとしてもかなり良い「バンド」であることが分かる1曲。Can You See Meはスタジオ盤より、テンポを上げて演奏されている。これはぶっ飛ぶ。凄いテンションと勢いだ。そこらへんのパンク・バンドも逃げ出すくらいに。The Wind Cries Maryはジミのストラトのボリュームを下げた甘美なイントロとソロがすばらしい。ジミの抑えたボーカルも秀逸の一言に尽きる。Purple Hazeはスタジオよりも迫力の度合いが違う。特にミッチ・ミッチェルのドラムがすごい。そしてライブはラストのWild Thingへ。この曲では途中とエンディングでフリージャズのような展開になるのだけれど、この時のノエル・レディングとミッチ・ミッチェルのプレイは特筆ものだ。そして、ジミはジッポーのオイルをギターにかけて燃やし、ギターを破壊する。

この歴史的瞬間に立ち会ったアメリカ人は、驚きを通り越して「口あんぐり」状態だったと思う。こんな凄まじいライブを観たら、誰だって絶対そうなるよ。

いずれにしても不世出の天才の衝撃のライブアルバムジミ・プレイズ・モンタレー

これ以上の言葉はいらないと思う。

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