ロック

The Rolling Stones - Black And Blue(1976)

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ストーンズのリズムに対するアプローチが大きく変貌したアルバム。本作ブラック・アンド・ブルーは1976年にリリースされた。

ちょっと専門的な話になっちゃうけど、このアルバムには「イン・ツー」と呼ばれるリズムの楽曲が2曲収録されている。冒頭のHot Stuff、Hey Negritaがそれだ。

「イン・ツー」と言われても言葉だと分かりにくいと思うので、動画を貼っておきますね。
もともとジャズのリズムです。

なんとなく雰囲気は伝わると思います。

だからブラック・アンド・ブルーはチャーリー・ワッツのアルバムだと僕は思っています。

もともとチャーリーはジャズドラマーだからね。こういうリズムでずっとやりたかったんじゃないかな。

だからHot Stuff、Hey Negritaがこのアルバムのキモだと思ってるんです。

でもやっぱりさすがストーンズ。バラードも王道のロックンロールも収録されてます。

特にMemory Motelのキースが気だるそうに歌うパートが大好き。みんなもそうだと思う(笑)

「俺は馬鹿な父ちゃんさ」とミックが歌うFool to Cryも名曲。キースはあんまりこの曲が好きでないらしく、演奏中に寝ちゃったらしいです(笑)

Hand of FateもCrazy Mamaも名曲だと思う。やっぱりこういう曲が入ってるとうれしいよね。

結局新メンバーになるロン・ウッドが参加してるHey Negritaも素晴らしい。特に後半のスライド・ギター。チャリーのドラムの乗っかるロンのスライドは格別です。あとジャージーなMelody、レゲエのCherry Oh Babyもいいよね。

ミック・テイラーが脱退して、新メンバーにはピーター・フランプトン、ジェフ・ベック、ロリー・ギャラガー、ウエイン・パーキンス、ハービィ・マンデルとかいろいろなギタリストが候補に上がった。

でもロン・ウッドで正解だったと思う。だってもしジェフ・ベックが入ったら目立ちすぎだし、すぐ脱退してしまう予感がするもん(笑)

ロニーのギターは適度にルーズで、決めるとこはしっかり決める。どっちがリズムでどっちがリードという区別がなくなって、名作Some Girlsが生まれることになる。

あとロニーはライブで本領発揮するギタリストだもんね。Love You Liveの自然な2本のギターの絡み、最高だと思う。

それにしても本作ブラック・アンド・ブルーの路線でもう1枚アルバム作ってほしかったな。こういうリズムのアプローチのアルバムってストーンズの全アルバムの中でこれだけだもん。







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