ロック

The Replacements - Pleased to Meet Me(1986)

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燃える男ポール・ウェスターバーグ率いるザ・リプレイスメンツは米国ミネアポリス出身のパンクバンド。本作プリーズ・トゥ・ミート・ミーは1996年にリリースされた。

初期ザ・リプレイスメンツはハードコア・パンクのバンドだったんだけど、少しづつ音楽性が広がり、本作プリーズ・トゥ・ミート・ミーは自分の中ではThe Replacementsの最高傑作だと思っています。

冒頭の直球R&RナンバーI.O.U.で一気にテンションが上がる。続く2曲目はタイトルがAlex Chilton。あのオルタナ・インディーのカリスマAlex Chiltonだよ。曲もタイトル負けしない名曲。ホーンセクションとサックスを配したR&RナンバーI Don't Know、ジャージーなNightclub Jitters、後のグランジを予感させるThe Ledge、フォークタッチのアコースティックなナンバーSkywayと、どの曲もバラエティに富んでいるアルバムです。

本作がリリースされた1886年ってMTV全盛期で、正直つまらない音楽が溢れていた。でも本作プリーズ・トゥ・ミート・ミーのようにひたむきにロックに取り組む姿は頼もしいし、尊敬もする。

何しろあのGreen Dayのビリー・ジョー・アームストロングなんかは、「このアルバムプリーズ・トゥ・ミート・ミーが無きゃ今の自分は無い」なんて言う程です。ニルヴァーナのカート・コバーンもThe Replacementsの曲を聴いて、ギターを手にしたと言われています。

こうしてみると、アメリカのインディ・ロックって奥が深くて幅が広いし、凄い影響力だよね。プリーズ・トゥ・ミート・ミーもっと再評価されていいと思う。

The Replacementsは80年代後半から90年代にかけて徐々に激しいサウンドから、よりフォークからの影響が強まり、クリーンギターを多用したり、ダイナミックでメロディアスなサウンドといったカレッジ・ロック・オルタナサウンドへと移行していきます。

本作プリーズ・トゥ・ミート・ミーはそのハードコア・パンクロックなサウンドから、よりキャッチーなメロディ・フォーキーなサウンド・オルタナを思わせるアレンジ等幅広い作風を見せ始めた作品。後期は大人しすぎる、初期は激しすぎるかもって人にとっては、やっぱり本作プリーズ・トゥ・ミート・ミーが最高傑作と言えると思います。

あとプリーズ・トゥ・ミート・ミーはジャケットもカッコいいよね。握手をする2人の男。なんかポール・ウェスターバーグの熱い思いが伝わってくるアルバムです。

プリーズ・トゥ・ミート・ミーはもちろん売れなかった(笑)でも後のミュージシャンに与えた影響を考えると80年代のインディ・ロックの名盤だと思います。







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