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Led Zeppelin - Led Zeppelin(1969)

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レッド・ツェッペリンのファースト・アルバムレッド・ツェッペリンは1969年にリリースされた。ツェッペリンは楽曲の構成力が魅力のバンドだけど、その片鱗はすでに本作レッド・ツェッペリンでも十分に見受けることができる。

まずA面から。Good Times Bad Timesはボンゾのタメの効いたドラムが素晴らしい。ブレイクのジョンジーのベースもカッコいい。ギター・ソロは当時の時代を反映したリバーヴをたっぷり効かせたもの。抑え気味プラントのボーカルもいい感じだ。

Babe I'm Gonna Leave Youはジョーン・バエズのライブアルバムに収録されていたフォークナンバーのカバー。ペイジの弾くアコースティック・ギターのアルペジオから始まるこの曲は途中からハードになっていく。そして、最後は再びアルペジオで終わる。ツェッペリンの構成力の凄さがよく分かる1曲。アコースティックのギター・ソロが美しい。

You Shook Meはツェッペリンが敬愛してやまないウィリー・ディクスンが1962年にマディ・ウォーターズに提供したブルースナンバーのカバー。このナンバーはプラントの独壇場。高音のシャウトが堪らなくカッコいい。ペイジのギターもやはりリバーヴをたっぷり効かせている。途中のブレイクの展開は鳥肌ものだ。ラストのプラントとペイジのコール&レスポンスも素晴らしい。

Dazed And Confusedはちょっとサイケを感じるナンバー。邦題も「幻惑されて」だからね。この曲では途中でハードなリフが出て来るとこが構成の妙を感じる。さらに曲が進行していくにつれてアンビエントな世界になり、最後は一気に駆け抜ける。このペイジのギター・ソロは最高だ。

続いてB面。Your Time Is Gonna Comeはジョンジーの弾くハモンド・オルガンが響く幻想的なナンバー。コード進行に英国らしさを感じる。ペイジの弾くアコースティック・ギターが美しい。サビのメロディーもいい感じだ。ジョンジーのベースも良く歌っている。

Black Mountain Sideは変則チューニングを使ったペイジのアコースティック・ギターによるインスト・ナンバー。ペイジが尊敬するバート・ヤンシュの影響が窺がえる1曲。

Communication Breakdownは初期の代表曲。この疾走感をデビュー・アルバムで出せるとは信じられない。プラントのボーカル、ペイジのソロ、どこを取っても最高だ。

I Can't Quit You Babyはブルース・ギタリストのオーティス・ラッシュのカバー。ボンゾのドラムが最高。よくこんな手数の多いドラムが叩けるもんだと思う。プラントのボーカルも冴え渡っている。

ラストのHow Many More Timesは4ビートのジャズっぽくスタートして、ハードに豹変していく。ツェッペリンは本当にこういう展開が巧いと思う。途中のフリーキーな展開からハードなリフで駆け抜けていく流れは圧巻だ。

「すべてはここから始まった」という印象の本作レッド・ツェッペリン。本作がわずか36時間で完成したとは信じられない。セカンド以降でさらに飛躍していくツェッペリンのマグマが詰まった1枚です。







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