ロック

Paul McCartney - RAM(1971)

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ポール・マッカートニーのソロ第2作ラムは1971年にリリースされた。多くの曲でポールの妻リンダが参加しており、アット・ホームなアルバムに仕上がっている。

まず冒頭のToo Many Peopleから。アコースティックを基調としたポップなナンバー。こういう曲をあっさり書けてしまうところにポールの才能を感じる。ギター・ソロもポールによるものだ。

続く3 Legsはやはりアコースティックメインのちょっと渋めのブルースナンバー。と言ってもブルース特有の陰りは全くなく、リンダとポールのボーカルの掛け合いが楽しい1曲。

Ram Onはウクレレを弾きながらポールが歌うナンバー。メロディーが幻想的で、リンダのコーラスが大きく貢献しているナンバーだと思う。

Dear Boyはマイナー・キーのミディアム・ナンバー。こういう曲ってやっぱりポールしか書けないんだろうなと思う。メロディー・メーカーとしてのポールの才能を感じる1曲。

Uncle Albert/Admiral Halseyは2曲のメドレー形式をとっているナンバー。Uncle Albertの方は、穏やかな休日の午前中といった趣の曲だ。相対するAdmiral Halseyは底抜けに明るい曲。リズムも次々に変化していき、聴いていて飽きない作りになっている。

Smile Awayは明るいブギー・ナンバー。リンダのコーラスがいい味を出している。ポールもリラックスして歌っている。後半のグルーヴ感が心地よい。

Heart of the Countryはその名の通り、カントリー・ナンバー。途中のボーカルとアコースティック・ギターがユニゾンになる展開が微笑ましい。

Monkberry Moon Delightはスカのビートに合わせてポールのシャウトが聴ける。リンダのコーラスも曲にいい味つけをしている。本作ラムの中で一番ポールのボーカルが激しい1曲。

Eat at Homeは軽いタッチのR&Rナンバー。この曲ではポールとリンダのデュエットが聴ける。聴いていてこっちも楽しい気分になれるナンバーだ。

Long Haired Ladyはビートルズ時代を思い出させてくれるナンバー。メロディーやテンポが似てるんだよね。リンダのボーカルが全面に出ていて音の玉手箱みたいなナンバーだ。

Ram Onは3曲目のRam Onの続きみたいなナンバー。1分にも満たないナンバーだけど、ポールのメロディー・メーカーとしての才能が十分に発揮されているナンバーだと思う。

ラストのThe Back Seat of My Carはポールの独壇場だ。基本的にはバラードなんだけど、リズムやアレンジがどんどん変化していく。本作ラムで一番好きなナンバー。やっぱりこの人は天才だなと改めて認識させられる。

発売当初はジョンに羊と戯れているジャケットをバカにされたりした本作ラムだけど、ポールの才能を十分に感じることができるアルバムだと思います。







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