ロック

The New Barbarians - Buried Alive: Live In Maryland(1979)

投稿日:

ザ・ニュー・バーバリアンズはキース・リチャーズが盲目の人々のためのチャリティー・コンサートを行うためにロン・ウッドと結成されたバンドである。キースは1977年、ヘロイン所持で逮捕されており、判決は懲役7年と予想されていた。そこに盲目のストーンズファンの少女が判事の自宅に直談判に行ったため、結局懲役は回避され、その代り冒頭に書いたチャリティー・コンサートを行うことが条件となった。

本作Buried Alive: Live In Marylandは1979年に行われたに行われたザ・ニュー・バーバリアンズのライブ盤である。この作品はすでにブート盤が出回っていたので正規盤が出た時は本当に驚いた。決して出来の良いライブではなかったからだ。

たぶんリハーサルに時間をかけられなかったのと、録音状態が良くないのが原因だと思われるが、本作Buried Alive: Live In Marylandはストーンズ、特にキース・ファンにとっては「踏み絵」のようなアルバムであると思う。とにかく演奏が下手なのに驚く。

せっかくリズム隊にジョセフ・モデリステ(ドラム)、スタンリー・クラーク(ベース)ボビー・キーズ(サックス)、イアン・マクレガン(キーボード)とかなりの強者をバックに従えたのに、キースとロニーが見事にそれを壊してしまっている(笑)

当日のコンデション悪かったとかそういうフォローが可能なレベルではないのだ。ロニーは歌を飛ばしてしまうし、キースは音を外すわ、頭を抱え込みたくなるライブ盤である。

それでもRock Me Baby、Let's Go Steady、Apartment No. 9は名演であると思う。キース、ロニーともに決して器用なボーカルではないが、心に沁み渡ってくるボーカルである。

ここでつくづく思うのが、ミック・ジャガーの存在である。キースに「クネクネとタコ踊りじゃあるまいし」とバカにされながら、それでも当たり前だけど、史上最高のライブバンドのフロントマンなのだ。ミックがいないのは痛い。この上なく痛い。

やっぱりミックあってのストーンズなんだなあと本作Buried Alive: Live In Marylandを聴きながら当然の事を思ってしまう。

それでも自分は結構本作Buried Alive: Live In Marylandは好きである。一週回って好きになった感じがする(笑)このヘロヘロ具合がクセになるんだよね。

何しろキース・リチャーズという人は、ギターを持って立っているだけで絵になる人である。音を外そうが、歌を間違えようが、僕は一生この人について行きます。







-ロック
-, , , , , ,

Copyright© 試行錯誤するロック , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.