ロック

Faces - Ooh La La (1973)

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フェイセズの4作目ウー・ラ・ラは1973年にリリースされた。前作の「馬の耳に念仏」で見られた派手なR&Rナンバーは影をひそめ、全体的に落ち着いた作品に仕上がっている。

まず冒頭のSilicone Grownから。イアン・マクラガンのピアノで幕を開けるフェイセズお得意のR&Rナンバー。随所で聴かれるイアン・マクラガンのピアノが楽曲にノリを与えている。

Cindy Incidentallyはやはりイアン・マクレガンのピアノで始まるミディアムなR&Rナンバー。ロッド・スチュアートのボーカルの上手さが堪能できる1曲。Bメロのちょっと切ないメロディーが素晴らしい。

Flags And Bannersはロニー・レインの作品。ボーカルも彼が取っている。バンジョーを使ったロニー・レインらしいカントリー・フレイバー溢れる作品に仕上がっている。

My Faultはミディアムな陽気なR&Rナンバー。聴いてるこっちも明るくなるナンバーだ。ケニー・ジョーンズが16のハイハットを叩いているのが印象的だ。

Borstal Boysは本作ウー・ラ・ラで一番勢いのあるR&Rナンバー。ケニー・ジョーンズのドラムの音圧が凄い。ライブで盛り上がりそうな1曲。ロン・ウッドのスライドが良い。

Fly In The Ointmentはフェイセズにしては珍しい変拍子を取り入れたインストナンバー。
イアン・マクレガンのハモンドオルガンが曲を引っ張っていく。ロン・ウッドのギターもスライドを交えながら曲を支えている。

If I'm On The Late Sideはロニー。レインとロッド・スチュアートの共作。ミディアムのバラード。こういう曲を書かせたらロニー・レインは天下一品だと思う。メロディーも素晴らしく、ロッド・スチュアートのボーカルも素晴らしい。

Glad And Sorryはロニー・レインの作品。都会的なアコースティックバラード。本作ウー・ラ・ラではロニー・レインの作品が多いのが嬉しいところ。ボーカルはロン・ウッドが担当している。ロン・ウッドのギターソロが哀愁を帯びていて好きだ。

Just Another Honkyもロニー・レインの作品。ミディアムのバラードだ。ロッド・スチュアートもリラックスして歌っている印象を受ける。イアン・マクレガンのピアノが美しい。
ロン・ウッドのギター・ソロもいい感じだ。

ラストのウー・ラ・ラはロン・ウッドとロニー・レインの共作。アコースティック・ギターのみのカントリー・ソング。ボーカルはロン・ウッド。この曲は歌詞が良い。「今、分かっていることがもっと若いうちに分かっていたらなあ」という歌詞は泣ける。途中で入ってくるイアン・マクレガンのピアノも素晴らしい。

本作ウー・ラ・ラはあまり派手な曲は入っていないけれど、ロニー・レインのソングライティングが光る名盤だと思います。ビール片手にのんびり聴きたいアルバムです。







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