ロック

The Mooney Suzuki - Electric Sweat(2001)

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ザ・ムーニー・スズキのアルバム、エレクトリック・スウェット(邦題:電気汗)は2001年にリリースされた。本作エレクトリック・スウェットはまるで60年代にタイムスリップしたかのようなアルバムである。飛び交うファズ・ギター、ガレージサウンド。この作品が2001年にリリースされたとはちょっと信じがたいものがある。

まず冒頭のタイトルナンバーElectric Sweat。ハウリングから強烈にカッコいいリフから始まるこの曲は名曲だと思う。別に大したことはやってないんだけどカッコいいんである。ブレイクのギター・ソロが最高。

続くIn a Young Man's Mindはちょっとモッズの雰囲気を持つナンバー。ベースが良くドライブしている。サビの上昇していくコード展開にゾクゾクする。

Oh Sweet Susannaはアコースティック・ギターをイントロに使ったシンプルなR&Rナンバー。このアコギの音がチープでまたいいんだわ(笑)ボーカルは決して上手くはないんだけど、いいじゃんガレージ・バンドなんだから。

A Little Bit of Loveはマイナー・キーのメロディアスなナンバー。これもまた見事に60年代のガレージの雰囲気を醸し出している。ファズ・ギターがカッコいい。

It's Not Easyは初期のザ・フーを思わせるナンバー。コーラスの掛け合いがいい味を出している。途中のベースラインがカッコいい。ギター・ソロもスリリングだ。ラストのハウリングの嵐もガレージしてて良い。

Natural Factはまたしてもマイナー・キーのナンバー。これも60年代だなあ。演奏も大して上手くないんだけど、こういういい感じの下手さ加減ってガレージでは大事だと思う。

It's Showtime Pt. IIはインストナンバー。これはハモンド・オルガンがカッコ良すぎる。
これも大したことやってないんだけど、クセになるね。途中で入ってくるファズ・ギターのソロがいい味出してる。

I Woke Up This Mornin'もモッズを感じさせるナンバー。初期ザ・フーも感じるかも。
ハンド・クラップがカッコいい。

The Broken Heartは3連のバラードナンバー。これがまたボーカルのリバーブが深くて60年代を感じる。しかしここまで60年代にこだわるバンドってのも珍しい。ストロークスなんかは現代的な味つけをしてるけど、本作エレクトリック・スウェットはそのまま60年代だもん。だから好きなんだけどさ。

ラストのElectrocuted Bluesは3コードのシンプルなインストのR&Rチューン。ギターのぶっ壊れ具合が正しくガレージだ。

とまあ、大したことやってないとか、下手とか言いましたが、ガレージ・バンドとしてはこれは褒め言葉です。エレクトリック・スウェット、一度聴いてみて下さい。







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